2014年12月9日火曜日

"成功の要諦"稲盛和夫著を読む。 えー、そんな成功哲学書っちゅうかハウトゥみたいなの読むの?と思われるかも知れません。 以前映画評書いてて、上映前の作品観てからどのようにそれが世に出るかを観察して知ったのは、タイトルとは、売りやすくマーケティングされたもので実質とずれがあるということです。 本だとスピリチュアルな愛をうたいながらその実、利己的なハウツーである"引き寄せのなんたら"とかアメリカでもっとも金儲けしたグル、ディーxxチョx xの本とかありますが、稲盛さんが語る内容は真逆で、利己的成功哲学書とみせかけて愛や慈悲に貫かれ、仏典や聖書の解説書以上にその本質が語られています。 しかしハウツーの体裁をしてるのは、出版社的マーケティングと、ご本人が一見精神的な書だと誤解されることを一番ご存知である配慮によるものです。実際文中でもあえて控えめなトーンで精神よりなことが語られますが、その精神論はよくある努力や分析とはちょっとレベルの違う内容です。 故船井幸雄氏よりもトンでもに近いことが、より現実的に語られてます。 なんとなくそのギャップにきづいてながらもタイトルに敬遠してたけど読んで感服。 他にも見た目と内容のギャップって人柄にも通ずることで、見た目の向こうの本質をかぎとる嗅覚は鍛えるしかない。 不思議本や宗教書や宇宙の仕組みみたいな本読むくらいならこの人の経営指南書読んだほうがそこに究極の真理が書かれてます。

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