2015年7月5日日曜日

自己の哀しみを他者への哀れみに変えるには、 まず身近な人の事を考えてその人も同様に哀しんでいると想起する。 少し自己憐憫が他者への慈悲に転嫁された時点でそのような人が日本に何万人世界に何百万、他の生き物を加えると無数に存在し、その哀しみの総量に大いなる哀しみを抱く。 次にそのような無数の哀しみと自分一人の哀しみをはかりにかけ、圧倒的に自分の哀しみが重要でないと理解する。 そしてそのような他者の哀しみをビジュアルにも濁った黒いタールや異臭を放つヘドロのように想像し、全て自分が受け持とうと決意して、息を吸うときに一気に吸い込むとイメージする。 最後に自分の内にある清らかで明るい純粋な部分を他者に差し出そうと息を吐くときに一気に吐き出す。 無数の対象がイメージしづらくまた圧倒的すぎるなら具体的な一人またはペットでもいい。 これがトンレンと呼ばれる自他交換の瞑想法とされるもの。 僕はこういったことの教師でもなんでもないですが縁あって知った効果的荒治療法をときに同様な哀しみを抱える者としてシェアします。


via Facebook http://ift.tt/1KFp5rx

0 件のコメント:

コメントを投稿