2016年10月5日水曜日

写真の絵のSarvabhaksaはひたすら食べては寝るという肥満の駄目人間ながら師に出会う機会を得て一度の人生で仏陀になりました。 リンクの84人のマハシッダ=成就者(つまり仏陀)にはこのようなだめ人間、たとえばポンびき、ギャンブル中毒者等がいかに仏陀になったかの詳細が語られてて読み物として面白いです。機会あれば翻訳したいです。 チベットやインドのオリジナルな仏教やヒンズーの話にはこのような善悪を越えた豊穣さに満ちていて面白い。日本の功徳を積み良い人になるという儒教的有り様を越えたこのような奥行きがこの国にも伝わったらよいのにと願い一例としてここに紹介します。 ちなみに中沢新一さんがオウムを擁護したのはこのような多様性と数あるグルの狂気の物語にあてはめて、そんなものですと擁護したのでしょうが、狂気を装った正気どころか本当にキチガイだったことに氏も深く反省したようです。真の師匠探しは難しいものです。オウムの例は極端な悪い例ですが、しかし言えるのは真の師足り得る人は往々にしてある意味の狂気を伴う自由さに溢れていて良い人とか悪い人とは単純には判断できないことです。 近年ではルーリードやニコ、アレンギンズバーグの師であったツギャムトゥルンパが良い例で、彼はアル中の女好きの仏陀でしたがニコは彼に会っただけでコカイン中毒から回復したそうです。 http://ift.tt/2dBvawH


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